土用のデザート「冷やしぜんざい」で、暑気あたり防止。
蒸し暑い日が続く中、体調管理も気になるこの頃。
みなさん、お元気でしょうか?
暑気あたり(夏バテ)対策、滋養強壮に鰻と云われ、
この時期になると耳に、目にするのが「土用の丑の日」。
今年は2回(7/24と8/5)もあるそうです!
鰻の好きな方には嬉しいですね。
土用と食風習
「土用」とは、立春(2/4ごろ)・立夏(5/6ごろ)
・立秋(8/8ごろ)・立冬(11/8ごろ)の
前のおよそ18日間をさし、昔は季節の変わり目であるために、
農作業など大仕事をすると体調を崩しやすいとも云われていたそうです。
特に、夏の土用は、暑さが厳しい時期。
その暑さを乗り切るために、体によいものを食べる
「食養生」の風習が生まれています。
栄養価の高い食材「鰻」「シジミ」「卵」、
消化の良い「うどん」、食欲不振解消の「梅干し」、
そして、甘党には忘れてならない「土用餅」があります。
土用餅の由来
昔、宮中の公家の間でガガイモの葉を煮た出汁で、
もち米の粉を練り、丸めた餅を味噌汁に入れて食べ、
暑気あたりを防いでいたそうです。
そのことから、江戸時代には、厄除けに通じる小豆で
餅を包んで食べることで悪病災難を避けるとされ、
今でも関西・北陸地方でこの風習が残っています。
(わたしは子供のころ、年に1回食べることができる
このあんころ餅が楽しみでした!)
丹波大納言小豆の冷やしぜんざい
丹波本店の「土用餅」にあたる「冷やしぜんざい」は、
ふっくらとした大粒の大納言小豆と上品な甘さ、
やわらかく、もちっとした白玉の食感。
また、添えられている丹波産の「あざみ菜漬け」の塩味と
さっぱりとした香りの「なた豆茶」が一層味わいを深めます。
▼中島大祥堂を支えてくださる、生産者さん。
使用している丹波大納言小豆は、国内にある小豆のわずか1%で
「赤いダイヤ」とも呼ばれています。
今回は、その中でも品質が高いと云われる南多田地区の
契約農家さんから特別に分けていただいているんですよ。
趣のある丹波本店のテラス席で、庭の景色を楽しみながら、
時間を忘れるひとときをお過ごしくださいね。
▼丹波本店
https://www.ntdshop.jp/shop.php
定休日 水曜日
営業時間 10:00~18:00(L.O.17:00)
(大西)