洋菓子派も必ず開眼。気軽に読める、デパ地下和菓子屋さんのお仕事ミステリー
みなさん、こんにちは。
スタッフの大西です。
八月も下旬。お子さんの夏休みも残るところ、あと少しですね。
夏休みの宿題にあたふたしていた、あの頃が懐かしいです。
その宿題によくあるのが、読書感想文。
(何よりも、とっても苦手でした!)
本日は、スイーツ好きで、読書が苦手な方のために、
気軽に読める、おすすめの本をご紹介します。
タイトルは「和菓子のアン」。
デパ地下の和菓子店でアルバイトを始める、
18歳の女の子、梅本杏子(通称アンちゃん)のお話です。
高校を卒業後、目標が定まらなかったアンちゃんの成長と
和菓子の奥深い魅力がわかるミステリー仕立てのお話に
ぐいぐい引き込まれました。
暗号として使われた上生菓子「おとし文」の謎、
ヤクザまがいの男性のお客様が発した
「腹切り」「こなし」「半殺し」の意味など…。
日本の暦・季節感や物語を深く持つ和菓子。
その物語とお客様の謎めいた言動の意味が説かれ、
発見されていくごとに、和菓子の知識が深まります。
デパートのあるある話、キャラ立ちした上司や同僚も◎
気軽に読めて、ほんわり和やかな気持ちになれる
おすすめの一冊ですよ。
(大西)