お知らせ

薪窯火入れ

みなさん、こんにちは!田儀です!

丹波の冬は、とても寒いですね~。
2月に入って10日くらいまでは、ほぼ毎日丹波へ行っていましたが、
大阪とは寒さの質が全然違って本気で冷えますね。

さて、今回は以前ブログで少しご紹介させていただいた、
ナポリから空輸した薪窯への「火入れ」を行っていました。
窯に含まれている余計な水分を抜ききることが目的です。
始めは少しの薪で弱火で焚いていき、
徐々に強火にして窯を慣らしていくという工程です。

ここを失敗すると取り返しがつかなくなる可能性があるため、
さすがにちょっとビビりながらの作業になりました。
うちの生命線なので(汗) 途中の状態確認のために、
ピッツァと窯、それぞれの師匠にも来ていただきました。

窯というのは、届いたその日から
すぐにピッツァが焼けるわけではありません。
いきなり強火で火を焚いてしまうと、
クラック(割れ)を起こしてしまいます。

というのも、窯内部は岩土・ガラス片などを耐火セメントで固め、
その上に耐火煉瓦でドームを造り
その間にはソレント半島の海岸の砂を入れて層を作ります。
さらに薪の高熱からの劣化を守る為に塩の層を重ねています。
これだけの層が重なっているから、
ゆっくり火を入れて慣らしていかないといけないわけです。

これからガンガン焼いていくために、
今は静かに店舗の中心に座っています!
美味いナポリピッツァや窯焼き料理をつくっていきたいと思います。
みなさん、お楽しみに!!

おまけ画像は「足跡」です。くっきりと残ったままです。
こちらはどうやら藤本氏のもの(前回記事参照)ではなさそうです。笑

(田儀)

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